甘酒と塩麹の違いとは

甘酒と塩麹の違い・意味

甘酒と塩麹の違い
                   

- 概要 -

甘酒は日本の伝統的な甘味飲料だが、塩麹は日本発祥の調味料という扱いになっており、全く違うものである。

- 詳しい解説 -

甘酒は「甘粥」とも呼ばれ、どろっとした白い液体の甘味飲料の一種。原材料は、米こうじと米。もしくは酒粕を使っている。だが、アルコール度数はごくわずかで、市販されているものはソフトドリンク扱いになっている。今では桃の節句の時期に甘酒を飲む習慣があるが、その昔は夏に飲む飲料として出回っていた。甘酒には夏バテ防止効果があったためだ。

塩麹は甘酒と違って日本の伝統的な調味料である。原材料は、麹、塩、水の3つを混ぜて発酵&熟成させたもの。東北地方で作られていた三五八漬けが、現在の塩麹のルーツと言われている。また、2011年後半ごろからは、メディアにも出るようになり全国的に知られることとなった。