しなちくとメンマの違いとは

しなちくとメンマの違い・意味

しなちくとメンマの違い
                   

- 概要 -

しなちくは「支那竹」と書き、「支那」が中国の蔑称のため現在では使われなくなった言葉というのに対し、メンマはしなちくという言葉がつかえなくなった後にできた言葉という違いがある。

- 詳しい解説 -

しなちくもメンマもラーメンなどに入れる具材で、同じもののことを指し、原料は中国や台湾の「麻竹(まちく)」と呼ばれるたけのこ。だが違いは、言葉ができた由来にある。

しなちくは元々使われていた名前。だが昭和21年に外務省が「支那竹(しなちく)」の「支那」は中国の蔑称だと良い、この言葉が使われなくなってしまったという経緯がある。

それに対してメンマは、「しなちく」という言葉が使われなくなってから別の言い方を模索していた時に、麺に入れる麻竹だから「メンマ」でという一言で、生まれた言葉と言われている。