縄文土器と弥生土器の違いとは

縄文土器と弥生土器の違い・意味

縄文土器と弥生土器の違い
                   

- 概要 -

縄文土器は口の部分が広く深い形をしているのが特徴的だが、弥生土器は様々な口の形があり系統というのが特にないというのが特徴という違いがある。

- 詳しい解説 -

縄文土器も弥生土器も大昔に作られた器のようなものだが、見た目の形状に違いがある。

縄文土器は、口の部分が広く深い形をしているのが特徴。この形が多い理由としては、現在でいうところの鍋として使っていたからではないかという説がある。縄文時代の主流は、スープやシチューだったとされているからである。また土器の表面には縄の形をした跡や、様々な文様が付けられている。

それに対して弥生土器は、縄文土器のように口の部分が広く深い形をしているというのはなく、様々な形をしているのが特徴。なぜなら縄文時代から弥生時代にかけて文明が進化し始めており、それぞれの用途に分けて土器を作っていたからではないかという説があるためである。弥生土器の使い方としては、花瓶、貯蔵用、杯などである。また、弥生土器の表面には波の記しもあったりするが、基本的にはあっさりとしておりほとんど飾りつけをされていないものが多い。