所得税と法人税の違いとは

所得税と法人税の違い・意味

所得税と法人税の違い
                   

- 概要 -

所得税は個人の一年間の所得にかかる税金のことを指し、法人税は法人としての一年間の所得にかかる税金のことを指すという違いがある。

- 詳しい解説 -

所得税も法人税も国に治めなければいけない税金だが、何に対して税金がかかっているのかという点が違っている。

所得税は個人が1月1日から12月31日までに稼いだ所得に対してかかる税金のことを指す。会社に勤めているものであれば、会社員でもアルバイトもパートも会社側が税金の手続きをしてくれるため、毎月の給料から税金が天引きされている。また、12月に年末焼成を会社側で行ってもらい、年間の税金の天引き額で多くとられていた分が戻ってくるという仕組みがある。

それに対して法人税は、法人または会社が年間で稼いだ金額に対する税金である。金額が多ければ多いほど税金も上がっていく。ただし、稼いだ金額から経費などを引いて赤字になった場合には、7年間繰り越しで国税は支払わなくてもいい。だが地方税は赤字になっていたとしても支払う義務がある。