生活扶助と生活保護の違いとは

生活扶助と生活保護の違い・意味

生活扶助と生活保護の違い
                   

- 概要 -

生活扶助とは日常生活に必要な費用を扶助するというものであり、生活保護とは生活扶助を含む8つの扶助から成り立っているものという違いがある。

- 詳しい解説 -

生活扶助も生活保護も国からお金を出してもらって助けてもらうものであるが、助けてもらう範囲に違いがある。

生活扶助は日常生活に必要な費用を最低限の金額で扶助してもらうこと。日常生活に入っている範囲は、食費、光熱費、衣服代などである。金額は一律されているが、母子家庭であれば金額は少しだけ増える。

それに対して生活保護とは、生活扶助を含む8つの扶助のことすべてを指す。8つとは、生活扶助、住宅扶助、教育扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助である。これらの扶助はすべて国が出費するものである。