- 概要 -
大仏とは仏像のことを指し、菩薩とは人間を救済して悟りを開くために修行しているもののことを指すという違いがある。
- 詳しい解説 -
大仏も菩薩も仏教で出てくるものだが、何を指しているのかが違う。
大仏とは丈六以上の大きな仏像のことを指す。「丈六」という大きさは、釈迦の背丈が丈六だったためである。
それに対して菩薩は、仏像のことを指すのではなく仏教において実在していた身分のことをさす。菩薩は人間を救済して、悟りを開くために修行しているもののことをいう。菩薩の上の階級が「如来」である。また菩薩に入るものとしては、観音、弥勒、文殊、地蔵の四つ。