テネシーとバーボンの違いとは

テネシーとバーボンの違い・意味

テネシーとバーボンの違い
                   

- 概要 -

テネシーとはバーボンの材料にテネシー産のものを使っているものであり、バーボンとは材料にテネシー産のものも使うがそれ以外の物も使っているというもので、テネシーよりも示している範囲が広いという違いがある。

- 詳しい解説 -

テネシーもバーボンもお酒のことを指すが、どこの産地の材料を使っているのかで名前の付け方が違っている。

テネシーとはバーボンと同じ種類のお酒のことだが、材料にテネシー州産のものを使用していることから、そう呼ばれている。まず作っている場所がテネシーであり、蒸類したばかりの原酒をテネシー州産のサトウカエデの木炭を使い、ろ過プラス樽熟成したものというのが条件である。

それに対してバーボンとは、テネシーで作られているウイスキーだけではなく、原料の51パーセント以上がトウモロコシであり、樽の内側を焦がしたオーク樽と言われるもので2年以上熟成させたものであれば、すべてバーボンと呼ばれる。