被告人と容疑者の違いとは

被告人と容疑者の違い・意味

被告人と容疑者の違い
                   

- 概要 -

被告人とはすでに裁判沙汰になっている人のことであり、容疑者とは犯人として怪しいとされている人のことという違いがある。

- 詳しい解説 -

被告人も容疑者も事件に対して疑わしい人物ではあるが、どれだけ疑わしいのかに違いがある。

被告人とは、すでに裁判沙汰になっている人のことを指す。そのため、その人が疑わしいとされる物的証拠や証言などの裏が取れている状態といえる。被告人になると、「有罪」と「無罪」のどちらかの結末しかない。

それに対して容疑者とは、まだ物的証拠や証言などの裏が取れていない人物であり、まだ裁判沙汰になっていない人のことである。そのため、被告人に比べると、疑わしいという度合いがまだ低い状態でもある。