秋茄子は嫁に食わすなの語源由来

「秋茄子は嫁に食わすな」の語源

この言葉を聞くといじわるなお姑さんをイメージする人が多いんじゃないかな?確かに「秋なすは嫁に食わすな」には、秋のなすはおいしいからそんな良いものを嫁に食べさせるなんてもったいない!っていう意味もあるね。でもこの他に、秋なすはおいしいけど体を冷やすから大切な嫁には食べさせられないっていう意味だっていう説もあるんだよ。

語源は「秋なすび早酒(わささ)の粕(かす)につきまぜて棚におくとも嫁に食わすな」という和歌からきていると言われているよ。実は、ここで書かれている嫁は「夜目」と書いてネズミを意味しているとも言われているんだよね。本当はネズミに食べさせるなって意味で使われていたのが、段々と「夜目」が「嫁」になっていって、今のような使われ方をするようになったという説もあるんだ。