縁の語源由来

「縁」の語源

「縁」という漢字は、「えん」とも読むし「ふち」とも読むよね。どちらが先かというと「ふち」という読み方のほうが先なんだよ。「縁」という漢字は、糸へんに「彖(たん)」という文字をくっつけた字なんだけど、この「彖」という文字には「お腹の垂れた豚」っていう意味があるんだって。それに糸をつける事で布の端に垂れたふちという意味で用いられていたのが「縁」という文字だったんだよね。これが「つながり」という意味の「縁(えん)」に派生していったんだけど、「ふち」は「えん」につながるための結節点だと考える事ができるね。