お墨付きの語源由来

「お墨付き」の語源

「お墨付き」っていうのは、名誉とか権力、権威がある人が何かしらの物や品物に対して保証とか許可を与えるという意味で使われる表現だね。

「お墨付き」の語源は、古くは室町時代にまで遡るんだよ。昔は将軍とか大名が手柄を立てたりした臣下に領地を与える習慣があったんだけど、「この領地を与えましたよ」っていう証明書みたいなものを渡していたんだって。この書面には偉い人の署名とか署名を図案にした「花押」という物が押されていたんだけど、これが墨で押されていた事から「墨で押した署名がある」という意味で「お墨付き」という言葉が生まれたんだ。