心が折れるの語源由来

「心が折れる」の語源

「心が折れる」っていうのは、何か立ち直れないような出来事が起きて、心がめげてしまったり、落ち込んでしまう状況になった時に使う表現だね。「折れる」という表現は、骨が折れるとか、お互いに折れるとかいう時にも使われるけど「ポキっと半分になった状態」を指す物理的な意味と、「気持ちを曲げる」というような精神的な意味の2通りの使われ方があるね。

「心が折れる」の場合は、物理的ではないけれど心を物理的に捉えてそれがポキッと折れてしまったというようなイメージで使われているような感じだね。「心が折れる」という言葉を最初に使ったのはある女子プロレスラーだと言われていて「試合の時に考えていたのは、相手の心を折る事だった」という発言も記録されているんだよ。これは、相手の心から闘争心を無くすくらいボコボコにするという意味で使われた表現だと考えられるね。普段は、そこまで激しい意味でなく使われる事が多いけどね。