エイトノットの意味 登山用語

エイトノット

エイトノット(英語:eight knot)とは、ダブル・フィギュアエイトノット(Double figure eight knot)またはフィギュアエイトノット(英語:figure eight knot)が正式名称であり、それを短くして呼んでいるものがエイトノットである。8の字結びとも呼ばれる。

名前のとおり、結びあがりが8の字になる結び方で、ロープとハーネスを結ぶ、あるいはロープとロープを結ぶのに使われており安全度が高い結び方であるが、緩みにくい一方で荷重がかかると解けにくいのが欠点である。ハーネスに接続する場合、ハーネスのタイインポイント(ウエストベルトとレッグループ)の2つの輪にロープを通して結ぶ。

懸垂下降時のロープとロープを結ぶときにエイトノットを適用すると、岩角部分で結び目が起き上がるので引っかかりが少ないが、結び目が緩かったり、末端の余りが短い場合には、結び目が反転して解けてしまう。