オーバーシューズの意味 登山用語

オーバーシューズ

オーバーシューズ(overshoes)とは、防寒性や雪の侵入防ぐために、靴全部から足膝まですっぽり覆うカバーのこと。防水性・防寒性が重視される。靴底からひざ下まで完全に覆うものをオーバーシューズといういう。

これに対し、靴底を除く、すべての部分をカバーするものはオーバーゲイターという。足首からひざ下あたりまでのものをロングスパッツという。オーバーシューズはアイゼンやワカンとスノーシューなどと併用して履く。現在では、登山靴の防水性も向上したこともあり一般登山では使われなくなっているが、8000m峰などの高所登山では使われている。登山靴メーカーもGORE-TEXテクノロジーなどの透湿防水性がある素材を採用し登山靴を生産しており、またオーバーブーツも生産しているメーカーもある。

なお総合的な製品を製造しているアウトドアメーカーでは登山靴を扱っているが、オーバーシューズはを扱っているところは少なく、登山靴専門メーカーのほうが、高所登山の登山家にもつため、オーバーシューズを生産している。