お花畑の意味 登山用語

お花畑

お花畑とは、あたり一面にさまざまなお花が咲き乱れる様子をいう。人工的に整備されたお花畑から、自然のままに形成されるお花畑もある。人工的なお花畑は初春〜晩秋まで、人間の手によって植えられた様々なお花を3シーズンとおして楽しむことができる。

春は梅、水仙、菜の花、桜、チューリップなど、夏はひまわりやラベンダーなど、秋はコスモスなど、だろうか。自然に咲くお花畑は一時期しかみられない。登山者にとって夏山登山の楽しみは、山に咲く野生植物を見る事だろう。特にアルプスなどの高山では、高山にしか見られない高山植物と呼ばれる野生植物が、6〜8月にかけて一斉に咲く。その年の気温に左右されるので、開花時期が前後するので、春先が寒かったりすると雪融けが遅くなり、開花時期が7月にずれこむこともある。

高山植物といえば、コマクサが代表的である。なお、同じ標高であっても、湿原地などの水源地では、また植生が異なり、水芭蕉やひつじ草などが見られる。