ガスカートリッジの意味 登山用語

ガスカートリッジ

ガスカートリッジ(英語:gas cartridge)とは、登山用のストーブ、ランタン、ガスバーナーに使われる、ガスを詰めたものである。登山用ガスカートリッジに使われるガスは、プロパンガス、ブタンガス、ノルマルブタンなどを使用しており、メーカー各社で、季節・気温条件に応じて、ガスの特性を考慮したうえでミックスして生産している。

プロパンガスは沸点が−42.1℃と低く、−40℃の環境でも着火可能。イソブタンは沸点が−11.7℃で、−10℃でも着火可能。ノルマルブタンは沸点は−0.5℃で、氷点下での着火は不可能、という特性がある。(その他、ガスには蒸気圧というものがあるがここでは省略する。)ガスカートリッジには、レギュラーまたはオールシーズン、レギュラー+寒冷地、高所・極地用と分けられている。一種類のガスのみで構成されていることはなくガスが混合されており、適所でも使えるようになっており、高所・極地用ではガスカートリッジが大きくなっている。ガスカートリッジに成分表示されているので、ガスの成分を覚える必要はないが、目的に合っているか確認する。