キャメロットの意味 登山用語

キャメロット

キャメロット(CAMALOT)とは、クライミングの道具のひとつで、ブラックダイヤモンド社(Black Diamond)が開発したカミングデバイスである。カミングデバイスとは、半円形の歯車を複数組み合わせたもので、クラック(岩の割れ目)に差しこんで、プロテクション(確保支点)として使用するもの。

クラッククライミングやビッグウォールクライミングにおいて最も重要なギアのひとつである。そのカミングデバイスの代名詞となっているのがキャメロットなのである。キャメロットは1987年に登場し、以来モデルチェンジによる改良がなされている。

現在ブラックダイヤモンド社から出ているキャメロットは2013年春に発売された「X4」が最新シリーズであり、C3とC4の中間を埋めるデバイスとして発売されている。C3はブラックダイヤモンド社初の本格的なスモールカムであり、X4はさらに進化させたものである。日本ではロストアロー社(LOST ARROW,Inc)が正規代理店である。