銀座の意味 登山用語

銀座

銀座とは、東京都中央区のある地域の地名であり、日本を代表する繁華街である。銀座の地名の由来は、1612年〜1800年までの間、江戸幕府の銀貨鋳造所が現在の銀座に置かれていた。当時は金貨鋳造所を金座、銀貨鋳造所を銀座と呼んでいたのである。

江戸幕府が開かれた直後の1601年には、まず伏見(京都)に置かれ、その後主要都市に設置されたが、最終的には江戸(東京)に統一され、銀座で鋳造していたのである。やがて明治時代を迎え、文明開化の時代を迎えると、現在の銀座は火事を防ぐ目的でレンガ造りの建物が建てられていった。

その後、経済の波に左右されながらも、現在では日本有数の繁華街であり、高級ブランド店や、高級百貨店が進出する一方で、チェーン店も入り混じる街であり、銀座という名前はブランドになっている。人々が集中することから、それにあやかって全国各地で○○銀座と名前をつけた商店街がある。

銀座という名前は買い物関係だけではなく、台風銀座、アルプス銀座などと幅広く付けられている。アルプス銀座とは、登山者に特に人気があるのは槍ヶ岳を中心とする北アルプスで、槍ヶ岳を目指す縦走コースに、表銀座縦走コース、裏銀座縦走コース、西銀座縦走コースがある。