クッカーの意味 登山用語

クッカー

クッカーとは、登山やアウトドアに携帯する鍋のことで軽量な素材で使いやすいように作られている。クッカーはコッヘルまたはコッフェル(ドイツ語Kocher)ともいう。(Kocherの読み方はコッハーだがなぜか登山界ではコッヘルと呼んでいる。)

チタン製かアルミ製の素材があり、ザックの中に入れやすいよう、取っ手部分は折りたたみになっているなど工夫されている。燃料はガスバーナーが主流で、お湯を沸かしたりお米を炊いたり簡単な調理ができる。またクッカーの大きさも、小さいものから大きいものまであるので、山行の行程や人数に応じた大きさを持っていくと良い。

例えば、アルファ米を持っていき、お湯を沸かしてかければ炊きたてのご飯が食べられ、スープ粉末をもっていけば、雑炊にすることもできるし、インスタントラーメンにお湯をかけて食べることもできる。手持ちのお水が無くなってしまった場合、燃料とお鍋を持っていれば、汲んで来たお水を煮沸して使う事も出来るのである。何より、冷たいものを食べるより、温かいご飯を食べた方が体が温まるし、疲れも違うのである。