クライミング・コンペティションの意味 登山用語

クライミング・コンペティション

クライミング・コンペティション(英語:Climbing competition)とは、岩登りの技術・スピードを競う競技会のこと。技術の向上を目的として開催されている。日本では省略して「コンペ」と呼ばれることが多い。

競技会には「リード」「ボルダリング」「スピード」の三種類があり、国際的には、国際スポーツクライミング連盟(IFSC)が、競技会のルールを定め、統括している。日本では日本山岳協会がIFSCに加盟している。IFSCのルールやルートに基づいて開催された競技会での記録は、世界記録の対象となる。国際競技会では、IFSCの管轄下にある、ワールドカップ(毎年)と世界選手権(2年ごと)がある。

日本では、日本山岳協会(JMA)が主催のジャパンカップ、日本フリークライミング協会主催の日本選手権などがある。ジャパンカップでは「リード」「ボルダリング」が、日本選手権では「リード」が対象となる。ワールドカップでは、1998年以降、日本人選手で男女とも優勝している。