クライミングウォールの意味 登山用語

クライミングウォール

クライミングウォール(climbing wall)とは、クライミングをするために作った人工的に作った壁のこと。パネルと呼ばれる板を設置し、ホールド(取っ手)をネジやスクリューなどで取り付けていく。

クライミングジムなどで設置されているウォールがクライミングウォールであり、ボルダリング専用の人工壁のように、平らな壁にホールドを取り付けたものもあれば、傾斜を付けたり表面に凹凸をつけてホールドを設置した壁もある。クライミングウォールの材質は、木製、コンクリート、FRPパネルが主である。木製はホールドを固定した後でも、他の場所に変更することが可能であり、立体的に作りたい場合もパネルを小さくすることで可能である。コンクリートは、立体的な形のウォールやすでにある建物の外壁などに設置することが可能である。FPRパネルとは、ある大きさにそろえたパネルを組み立てていくもので壁に立体的に設置することが可能である。なお、ホールドなどが専門業者によって市販されているので、自宅にもクライミングウォールを設置することは可能である。

世界で一番高いクライミングウォールはオランダのフローニンゲン(北部)にあり、ビル9階分の高さがあるという。