グラウドシートの意味 登山用語

グラウドシート

グランドシート(ground sheet)とは、テントと地面の間に敷くシートである。地面からの湿気や浸水を防ぐことや、テント底が汚れるのを防ぐことや、破損するのを防ぐことや、地面から冷気が伝わってくるのを防ぐ役割を持つ。

テントの購入時に付属品としてついてくる場合もあれば、自分で購入しなければならない場合もある。何より、地面からの冷気を遮るという観点から、冬季では必需品である。グランドシートの大きさは、テント底部分より小さい面積が良い。何故かと言うと、テントより大きいと、雨が降った時に、テントとグランドシートの間に水が入り込み、テントは防水加工とはいえ、限界度を超えると濡れてくるのである。なので小さめのサイズがよい。

材質はテントと同じメーカー製品であれば、テントと同じ材質が使用されているが、ナイロンやポリエチレンなどさまざまである。片面のみ撥水コーティングされており、もう片面はウレタンコーティングされている。ただし、メーカーの純正品は高いため、ブルーシート(養生シート)などで代用する人もいる。