クラッシュパッドの意味 登山用語

クラッシュパッド

クラッシュパッドとは、ボルダリングで使用する、安全確保のため下にしく衝撃吸収マットのこと。以前はボルダリングマットと言われていたが、最近ではクラッシュパッドと呼ばれるようになってきている。

屋外の岩壁でボルダリングを行うときに、自分でクラッシュパッドを持っていって、あらかじめ落下する地点に置いて使う。クラッシュパッドの材質はウレタン製で、メーカーによって、想定している衝撃吸収が異なるため、クッションの硬さも異なる。クラッシュパッドの構成には「2層構造」「3層構造」などがある。「2層構造」は上が軟らかめで下が硬めである。「3層構造」は上下が軟らかめで中間が硬いものである。

また、クラッシュパッドはその場まで自分で持ち運びするので、折りたたんで運ぶようになっている。「ヒンジタイプ(板状収納型)」「タコスタイル(2つ折り型)」「ブリトータイプ(巻収納型)」「ハイブリットタイプ(ヒンジとタコの中間的存在)」「サブマット(小型で薄い)」タイプがある。メーカーによってさまざまなタイプのマットや大きさがあるので、自分の目的や運びやすさを考えて選ぶといい。