グラナイトギアの意味 登山用語

グラナイトギア

グラナイトギア(GRANITE GEAR)とは、1986年、ジェフ・ナイト(Jeff Knight)とダン・クルークシャンク(Dan Cruikshank)によって設立された、アメリカのバックメーカーである。

アウトドアトラベルが大好きだった2人は、カナダ国境近くにカヌートリップに出かけ、数日間、荒野の中で過ごすうちに人工物に囲まれた生活に疑問を感じるようになった。そして何が自分たちのリズムにあるか、というのを話すうちに、自分たちの満足がいくグラナイトギアを作ることに決めたのである。やがて彼らは「コンプレッションバッグ」を発表し、アウトドア業界を驚かせた。

1995年には、バックパック用の形成フレームを開発した。このトポフレックスフレームを使用した「ニンパス・オゾン」「ヴェイパートレイル」が、2003年のバックパッカー雑誌のエディター賞を受賞し、ちょうどウルトラライトパッキングブームが始まった頃で、パイオニアたちがヴェイパートレイルを世に広めたのである。グラナイトギアは、ウルトラライト(超軽量化)と耐久性を備えるバッグ作りを追求し、やがてアメリカ軍の中でもっとも苛酷な部隊(SOCOM)にもその技術は採用されるようになる。グラナイトギアのロゴマークは、歯車と切り株が一体化したような絵である。