クランポンの意味 登山用語

クランポン

クランポン(英語:Crampons)とは、アイゼンと同じである。ドイツ語ではSteigeisen(シュタイクアイゼン)と呼ぶのが正しいが、日本ではアイゼンと呼ばれているのである。日本で使われている山用語はドイツ語が多いが、最近は英語が主流になるにつれて、クランポンとも呼ばれることが多くなってきている。

クランポンの装着時は、刃物を足に付けているのと同じなので、歩き方が通常とは異なってくるので、まずはクランポンを履いて雪上で練習してから、冬山登山に挑むのがよい。クランポンの代表的なメーカーとして、グリベルやペツル・シャルレやブラックダイヤモンドなどがある。各メーカー毎に長所・短所があるので、目的に応じてアイゼンを揃えるのもよい。

クランポンの爪は刃物なので、雪上・氷上以外の場所では、木道や建物などを傷つけないよう取り外すようにするなど配慮も忘れないようにする。刃先はすり減ってきたら、自分で研ぐなどして手入れをすると性能を持たせることができる。