ゴア・マイクログリッド・バッカーの意味 登山用語

ゴア・マイクログリッド・バッカー

ゴア・マイクログリッド・バッカー(Gore Micro Grid Backer)とは、ゴアテックス・ファブリクスを改良させたものである。ゴアテックス・ファブリクスは裏地のパターンがニットであるのに対し、ゴア・マイクログリッド・バッカーとは裏地のパターンを織物にしたのである。(ニットのパターンはセーターを、織物のパターンは紬などの着物を想像すると分かりやすい。)

ミドルレイヤーなどの上に着たときに、すべりが良いため摩擦が少なくなり動きやすくなった。また、ニットのパターンに比べると少ない糸で裏地を織ることができるため、軽量性を実現している。さらに、Gore Comfort Mapping TechnologyとGore Dura Plus Technology技術も併せており、ゴアテックス・ファブリクスの良さをそのままに、さらに耐久性を高め、軽量性を追求し、動きやすさ、快適さなどを追及したものになっている。なお、この素材は日本ゴア社が開発したもので、世界中で販売されている。