アゾロの意味　登山用語

アゾロ（ASOLO）とは、1975年にイタリアのモンテベルーナに設立された、登山靴メーカーである。アゾロは設立時から、最新テクノロジー（GORE-TEX機能、Outlast体温調節機能など）を積極的に靴作りに取り込んでおり、1975年にはナイロンとレザーを使用したトレッキングブーツを開発している。

1981年には、アゾフレームシステム（Asoframe system、AFS）を発表している。これはミッドソール、かかと、つまさきが、ねじれや伸縮が自在にできる構造にすることで、柔軟性や耐久性を高め、快適さをもたらすものである。このAFSシステムは今日の靴にも採用されている、主なテクノロジーのひとつである。革新的で性能性の高いアゾロの靴は数々の賞を受賞している。

なお、登山靴だけではなく、トレッキング、ハイキング、バックパッキング、マウンテンアウトドア製品なども製造している。1993年にはラインホルト・メスナーが北極探検のために、プロトタイプの靴を開発している。