ゴーグルの意味 登山用語

ゴーグル

ゴーグルとは、目を紫外線から守るという点ではサングラスで対応できるが、吹雪や強風などのときはサングラスは全く効かず、ゴーグルを装用するほうが向いている。

ゴーグルは完全に目の周りを覆ってしまうので、吹雪や強風のときに横から目に入ってくるのを防ぐことができる。登山で使うゴーグルはノーマルタイプでもいいが、できるだけ偏光レンズ入りで、レンズの色がオレンジ色など明るい色の方が、視界が明るくなる。

自分の息でゴーグルが曇ることがあるので、隙間なく装着できるものを選び、レンズに曇り止めスプレーなどを施しておき、装着時にはゴムバンドを少しきつめに調整しておく。ある程度の標高になると気圧によってレンズがゆがむので、それに対応したゴーグルも出ている。サングラスでも偏光レンズを使用しているもので、顔を覆うような感じでぴったりフィットするもの、凍傷防止のためフレームが金属ではなくプラスチックのものがよい。晴天時はサングラス、悪天候時はゴーグルという使い分けになる。