コンターラインの意味 登山用語

コンターライン

コンターライン(contour line)とは、等高線のこと。等高線は山や谷などの起伏を表わしている。等高線には主に、主曲線と計曲線があり、2万5千分の1地形図では主曲線の感覚は10mごとで示され、5本毎に太い線で示すものを計曲線という。

通常使用される地図は5万分の1または2万5千分の1地形図がほとんどである。登山で参考にすることが多い登山地図は、地形図を登山用に修正したもので、登山に必要な情報が書き込まれている。国内で主要な山の一般コースを歩く場合は登山地図で十分だが、5万分の1地形図が使われることがほとんどなので、2万5千分の1地図はより詳細が記されているので、持参するといい。登山地図に書き込まれている情報というのは、登山道、山小屋、地名、コースタイムなどである。

更に丁寧な登山地図は、ルート上の注意点(残雪期は雪崩注意、通行不可能、鎖・ロープ設置など)が書き込まれている。また、等高線を見ることによって標高差などの地形が把握できるので登山のイメージがしやすくなる。