サブザックの意味 登山用語

サブザック

サブザックとは、メインのザックと共に携帯して使う小型のザックのことである。宿泊を伴う登山で、メインザックをテントや小屋などに置いたまま、必要なものだけサブザックに詰めて、目的の山頂に向かうことや、周辺を散策する場合にも使うことができる。

サブザックは手のひらに収まるサイズの収納ケースに入るよう軽量でコンパクトになっており、メインザックの片隅に入れておくことができるようになっている。材質はナイロン製などで、防水加工されているザックもあればそうでないものもある。

サブザックの容量は20〜30Lのものが多く、サブザックだけではなく、ハイキングなどの日帰りの軽登山で使用することもできる。メインザックを置いてサブザックで行動する時は、最低必需品は持っていくようにする。貴重品などはもちろんのこと、衣類やレインウェア、ツェルト、救急品、食糧など、天気の急変など不測の事態に備えてビバークできるような装備で出かけるのがよい。