アタックザックの意味 登山用語

アタックザック

アタックザック(英語:attack-sack)とは、ザックの一種で、サイドポケットが無い縦長タイプのもの。もともとキスリング型のザックとの対比で使われていたが、現在ではキスリング型はほぼ売られていない為、ザックというとアタックザックのことを指す。(以降、ザックとする。)

ザックの大きさは季節や目的によって異なる。一般的には【春・秋】では、日帰り…30〜35L/山小屋1泊…40〜45L/テント1泊…55〜65L。【夏】では、日帰り…20〜25L/山小屋1泊…30〜40L/テント1泊・山小屋2〜3泊…45〜60L。【冬】日帰り…35〜45L/テント泊…60L以上。以上がだいたいの目安とされている。小は大を兼ねないが、大は小を兼ねることができるので、初めて買うザックは35〜40Lがよいとされている。あとは必要に応じて、より容量が小さいザック、より容量が大きいザックを買い足して行くといい。

また、ある程度の容量からのザックになると重さを分散させるためのシステム(ショルダーベルト、ウェストベルト、背面長など)が調整でき、体にフィットさせることができるようになっている。