サレワの意味 登山用語

サレワ

サレワ(SALEWA)とは、ヨーゼフ・リープハルト(Joseph Liebhart)によって、1935年にドイツのミュンヘンで設立された。SALEWAという社名の由来は、SA…Sattler(馬具製造業)、LE…Leder(革)、WA…Waren (品物)とそれぞれの頭文字をとっている。

リープハルトはもともと馬具屋であったが、SALEWAを設立後は、革製のテキスタイル商品、リュックサックなどを生産していたが、1952年にはスポーツ業界に参入し、スキーポールを製造・販売している。1955年には、アンデス探検隊にアイスピック、アイゼンの提供をきっかけにマウンテン業界に参入した。以降、マウンテン・スポーツブランドとして発展していく。

1962年には調節可能型アイゼンを開発し、登山者の間へのアイゼンの普及を後押しした。1990年には北イタリアのボルザーノ(Bolzano)に経営の拠点を移す。以降、登山家や大学、企業などとタイアップして研究を行い、さまざまな商品を開発している。