三角点の意味 登山用語

三角点

三角点とは、すべての測量の基準になり、地殻変動による標高や位置の変動も分かる。四角の柱状で中心に「+」が刻まれているものが地面に埋め込まれているものが三角点である。

三角点には一等〜四等まであり、一等三角点は970点設置されており、基本的に見晴らしの良い場所に設置されていて、必ずしも山頂に設置されているとは限らない。三角点は正確な位置が分かるが、正確な標高を示していない。標高をみるのは水準点である。

なお、1987年に一等三角点研究会によって、「一等三角点百名山」というものが選定・発表されている。山の形・眺め・知名度・1000m以上の山・登山家にとって登り甲斐があるかどうか、といった観点から選ばれている。この一等三角点の最高峰は南アルプスの赤石岳(3,120.1m)であり、次いで前穂高岳(3090.2m)となっている。

なお地図上の三角点は三角マークで中央に点がついているものである。この一等三角点百名山めぐりする登山愛好家もいる。