山岳保険の意味 登山用語

山岳保険

山岳保険とは、正式には普通傷害保険、国内旅行傷害保険といったものに、山岳事故についての特別約款や割増などを付帯したものである。一般的には「山岳保険」と呼ばれているのである。

山岳保険とは、遭難救助にかかる費用を補償する保険で、大きく分けて、山岳登攀などの本格登山向けと、ハイキングなどの軽登山向け、と2種類に分けられる。遭難救助や捜索には、莫大な費用と手間がかかり、民間ヘリコプターは1時間数十万円、民間救助隊は1日1人あたり数万円の費用がかかり、捜索期間が長期化すると数百万円にものぼる。

公的機関である警察などでは個人普段は発生しないが、税金が投入されることが問題視されている。山岳保険でカバーされる内容は保険会社によって異なるので、自分にあったプランを選ぶ。がっつり登山するのであれば次の保険が考えられる。『レスキュー費用保険(日本費用補償少額短期保険)』『jRO(ジロー・日本山岳救助機構)』『モンベル野外活動保険TM』『グラフィス』など。年に数回のハイキング程度であれば掛け捨てタイプの『ドコモ ワンタイム保険』などがある。