集中登山の意味 登山用語

集中登山

集中登山とは、登山の形式はいくつかあり、集中登山もその1つである。1つの山頂を目指して複数のパーティーがそれぞれ異なるルートで登山することである。

例えば、地元の山をもっと知ってもらおうという試みで、難易度別にルートを用意し、参加者は自分の技量に合わせたコースを選択し、登山ガイドのもと、山頂を目指すという、という目的もある。この場合は主催者側が県の山岳連盟の場合もあり、主催者側によって計画が事前に立てられている。

個人の場合は、先ずはグループの目的に合わせて目指す山を選び、自分あるいは仲間の技量に合わせた登山ルートを選定する。この時、ルートの難易度は上級者に合わせるのではなく、中級者がいたら中級者、初級者がいたら初級者に合わせる。山では無理は禁物であり、初級者に難易度の高いルートを登降させてはならない。ルートが決まったら、装備の点検を行い、個人で用意するものとみんなで用意するものを明確にする。このようにして準備ができたら、計画書を家族や関係機関に提出しておき、緊急時に備えて、連絡が取れる状態にしておく。