背負子の意味 登山用語

背負子(しょいこ)

背負子とは、荷物を括りつけて背負って運ぶための枠組みのこと。かつては木で作られていたが、現在はアルミニウムが主流である。主に山での運搬道具として使われている。

背負子の基本的な形は、四角形(長方形)で梯子状になっており肩ひもがついたものである。それに荷物を固定する紐などがついていた。この形は現在でも変わっておらず、現在では更に背負いやすいように工夫がなされている。

たとえば、エバニュー(EVERNER)は背負子を昔から生産し続けているメーカーだが、アルミ製のフレームに、バックパックと同じ背面構造をフレームに設置し、背中にフレームが直接当たることなく、ショルダーベルトはもちろん、チェストベルト、ウエストベルトがついており、バックパックと同じように背負うことができる物もある。

エバニューの中で最高製品にあたるものは、フレームの高さが調節でき、70kgの重量にも耐えられるよう設計されている。なお、歩荷が背負う荷物は背負子に固定されている。