アニマルトラッキングの意味 登山用語

アニマルトラッキング

アニマルトラッキングとは、アニマル(Animal)+トラッキング(Trakking、追跡という意味)の組み合わせで、一般的には足跡追跡の意味で使われている。地面や雪面に残っているフィールドサイン(足跡、木の幹の爪研ぎ跡、食べ散らかした木の実、糞など)から、動物の種類・動物の行動・生態を読みとったりする生態観察のことで、猟師や動物学者だけではなく、一般人もアウトドアの一つとして楽しむことができる。

動物は1年中行動しているので四季を問わず見ることはできるが、冬期の積雪期はより足跡が見やすいことから、アウトドアとしてのアニマルトラッキングは冬に行われることも多い。雪の上をスノーシューやわかんなどの装備を付けて歩きながらさがしていく。動物の足跡は規則性がみられ、その足跡や感覚から何の動物かを特定できるという。

また、野生動物が生息しているエリアに人間が侵入しているので、野生動物の生息を脅かさない範囲でアニマルトラッキングを行う。