人工ホールドの意味 登山用語

人工ホールド

人工ホールドとは、クライミングジムなどに設置される人工壁に固定するホールドのことをいう。ポリエステルやポリウレタン製のものが主流であり、さまざまな形状や色のホールドがある。

形状としては、形状としては岩の形を模したもの、円形・楕円形・円形を変形させたものが主流であるが、メーカーによってはハートや、恐竜型など遊び心を提供しているものもある。色は赤・黄・青・緑・オレンジなど見た目もカラフルなものが多い。人工ホールドはボルトまたはスクリューで人工壁に固定する。ボルトの場合は、ボルトと爪付きナットで固定するもので、設置が楽な分、大き目のホールドは動きやすくなるため、スクリューを併用して固定する。小さめのホールドはスクリューで固定できる。

なお、人工壁とは、岩壁に似せて作る壁のことで、木版や、コンクリート、強化プラスチック樹脂などの素材が使われることが多い。自宅の壁などに人工壁を設置してクライミングウォールを設置することも可能である。