スカルパの意味 登山用語

スカルパ

スカルパ(SCARPA)とは、1938年、北イタリアのアゾロ(Asolo)で設立された、イタリアの登山靴専門メーカーである。アゾロはイタリアで最も美しい場所にあり、当時の著名人たちがよく訪れる場所であった。

そんな環境に設立されたスカルパは、登山家、山岳労働者、山岳兵のために、苛酷な条件下で使用される靴作りを行っていた。1956年、パリゾット家(Family Parissto)はスカルパの事業を引き継ぎ、1965年には世界市場へ進出することを決定た。

現在では、ライフスタイル、クラシックシューズ、アルパイントレイル、アプローチ、ウォーキング&トレッキング…などと14種類のラインの靴(登山、スキー、クライミング)を生産している。ヒマラヤ14座などの高所登山を行う登山家らから幅広い支持を得ており、高所登山では最も高性能な靴ファントムシリーズがあり、インナーを熱成型により足にフィットするよう調整することで知られている。