スキー登山の意味 登山用語

スキー登山

スキー登山とは、山スキーのことである。雪山登山で山頂に登頂後、スキー板を履いて滑降する。スキー場の整備された人工的なゲレンデとは異なり、自然の中で滑るスキーは「山スキー」と呼ばれる。

雪山登山技術とスキー技術が必要になり、また服装も雪山登山と同じになる。スキーにおいてはゲレンデが整備されているスキー場で基礎技術を習得するのはもちろんのこと、スキー場の上級・最上級コースが普通に滑ることができないと、自然の中を滑る山スキーは滑ることができないと思っていい。

山スキーのスキーはゲレンデ用のスキー靴・スキー板とは仕様が異なる。このスキーはアルペンスキースタイルと呼ばれ、踵を固定・非固定に切り替えられるAT金具がついており、登るときは踵をフリー(非固定)にし、登りやすいようクライミングサポートが標準装備されている。滑る時はゲレンデで滑降するのと同じように踵を板と固定して滑る。ただし、滑り方もターン方法もゲレンデとはすべて異なる。登山方法は登山靴・アイゼンを装用して、スキー靴・板・ストック一式を担いで登る人もいるようである。