アパラチアントレイルの意味 登山用語

アパラチアントレイル

アパラチアントレイルとは、アメリカ合衆国東部をアパラチア山脈に沿って南北に縦貫している長距離自然歩道のこと。正式名称は「Appalachian National Scenic Trail」という。

総距離が約3500kmもあり、アメリカの三大長距離自然歩道の1つである。毎年、約2000人ほどが全区間の踏破を目指して、南側のジョージア州スプリンがー山から北側メイン州カタディン山に向けて出発するが、到達できるのは全体の約10%ほどとも言われる。似たような名称で、インターナショナル・アパラチアン・トレイル(International Appalachian Trail、略称:IAT)があり、こちらはメイン州のカタディン山からカナダを目指すもので、アパラチアントレイルとは全く異なる。

なお、あと2つの三大長距離自然歩道はコンチネンタル・ディヴァイド・トレイル(Continental Divide Trail)、パシフィック・クレスト・トレイル(Pacific Crest Trail)である。