スノーウォーキングの意味 登山用語

スノーウォーキング

スノーウォーキングとは、わかん又はスノーシューを装着し、歩行補助のストックを持って低山あるいは里などの雪原を歩くことを目的としたものである。または山であっても登山道がある場所であれば、スノーシューを楽しむこともできる。登山は好きだけども危険な重いをしてまで雪山登山をしたくない人や、雪のある森林を楽しみたい、新雪を楽しみたい、などさまざまな目的があり、非日常の場面を楽しむことができる。

スノーウォーキングには、まずわかん又はスノーシューを用意する事から始まる。わかんは滅多に手に入らないので、スノーシューでいいだろう。そして服装は、スキーウェアと書かれることも多いが、雪山登山と同じウェア・レイヤリングが適している。スキーは斜面を風を切りながら滑走し、時には転倒することもあるので、防風性・撥水性のあるウェアが中心だが、体が暑くなることはあまりないので、脱ぎ気がしにくい構造である。スノーウォーキングは自分の足で一歩ずつ歩いていくので、スキーに比べて体を動かす量が多く汗をかく。そのため、雪山登山の服装が向いているというのはそういう意味からなのである。

また、透湿防水性の素材が使われており、雪がウェアの中に侵入してこないよう設計されている。雪山登山より気軽にできるスノーウォーキングであるが、コースを外れると雪を踏み抜いて穴に落ちたりするので気を付ける。積雪期になるとスノーウォーキングツアーが開催されるので、ガイドと共に楽しむ方法もある。その場合、スノーシューは貸出してくれる。