スポートクライミングの意味 登山用語

スポートクライミング

スポーツクライミングとは、登山の一種である岩登りから発展したスタイルである。手足だけで登り、道具を一切必要としない、フリークライミングから発展し、現在ではひとつの「スポーツクライミング」として、ワールドカップ種目にもなっている。

スポーツクライミングの舞台は人工壁が中心であり、安全確保のうえで登攀テクニックを競うようルール化されていった。人工壁をのぼるため、課題を解く想像力を働かせながら、ムーブを考え、終点を目指すもの。

必要な道具は、クライミングシューズ、ロープ・カラビナ、ハーネス、チョーク・チョークバッグ、である。なお、ワールドカップなどの国際大会のスポーツクライミングは、「リード」「ボルダリング」「スピード」の3種目があり、2020年夏期五輪の実施競技候補にもなっていた。

世界での競技人口は推定2500万人ともされ、平均年齢が20歳代といわれている。主催元であるIOC(国際オリンピック協会)は新しいスポーツを取り入れる事に積極的なので、いつか競技種目になるかもしれない。