スリーレイヤーの意味 登山用語

スリーレイヤー

スリーレイヤー(英語:three layers)とは、レイヤー(layer)が層という意味があるように、アウトドアウェアの衣類構成を三層でとらえたもの。ベースレイヤー、ミドルレイヤー、はシェルレイヤーの三層で構成される。

ベースレイヤーの衣類は、直接肌に触れるので、肌触りのほか、汗もかくので、汗を素早く吸収して乾燥させる、吸水性・速乾性が重視される。ミドルレイヤーは体を保温しながr汗や蒸気は外に逃がし、水滴や風は体に直接当てない機能性が求められる。保温性、防風性、透湿性が重視される。

シェルレイヤーは、シェルに「殻」という意味があるように、外気に直接触れるウェアのため、体を外気や雨水、風などから守りつつ、汗や蒸気は逃がすシステムが求められる。防寒性、耐風性、防水性、防湿性のものが望ましいとされる。特に衣類が濡れると、肌は冷たく感じ、低体温症の原因にもなるので、汗をかいてもすぐに乾く素材が、アウトドアメーカー各社で研究・開発されてきている。