外岩の意味 登山用語

外岩(そといわ)

外岩とは、ボルダリングにおいて、実際にフィールド(屋外)でクライミングすることを指す。ボルダリングというと人工壁のクライミングというイメージが定着しているが、もともとはクライミング>フリークライミング>ボルダリングというジャンルで、フィールドで発生したものである。

ジムでのクライミングはフィールドに行けない時の代わり、あるいはフィールドに行く前に感覚を掴む練習をする場である。ジムとの違いは、ジムはすべてあらかじめ用意されており、安全対策もなされており、からだひとつで気軽に行く事ができる。フィールドは、自然環境の中で行うので、危険予測や強風などの気象状況を把握するほか、ボルダリングに必要なマットやシューズ・チョークなどすべてを持参する必要がある。

また人工壁とは違った登攀になる。外岩では、クライミングを終えたら、自分で付けたチョーク跡をブラシ等で掃除しておく。なお、外岩でのクライミングはレベル分けされているので、課題をこなせたら○級と自分で認識することもできる。