タープの意味 登山用語

タープ

タープとは、キャンプで使われるもので、雨よけ・日よけとして張るもの。タープには「ウィング型」「ヘキサゴン型」「レグタングラー型」「スクリーンタープ」がある。

「ウィング型」は鳥が羽を広げたように見える形で、2本のメインポールと中心として、対角のサイドは張り綱で調整するもの。設営が簡単で風に強いが、空間が小さい。「ヘキサゴン型」は六角形型で、2本のメインポールを中心に設営し、四隅を張り綱によって調節するもの。ウィングの改造型で、張り綱が増えることでテンションを分散してより安定性が増したもの。一方で布面積が大きいので風の影響を受けやすくなる。「レグタングラー型」は長方形型で、2本のメインポールを中心に設営し、4〜6本のサイドポールを使用する。面積が大きくなる分、風の抵抗は大きくなる。

またヘキサゴン型のように張り綱して設営することもできる。「スクリーンタープ」は床布のないテントで回りがメッシュシートで覆われているもの。タープは耐水性のあるものを選ぶとよい。