ダイヤモンド富士の意味 登山用語

ダイヤモンド富士

ダイヤモンド富士とは、富士山頂に太陽が昇る瞬間と夕日が沈む瞬間、まるで山頂からダイヤモンドが輝くように見られることから、この現象をタイヤモンド富士といい、大気光学現象の1つである。

ダイヤモンド富士はいつでも見られるわけではなく、富士山頂から西側の南北35度以内の範囲では日の出(昇るダイアモンド富士)、富士山頂から東側の南北35度以内の範囲では日没時(沈むダイヤモンド富士)、に当たる地域では年に2回、気象条件が良ければ見る事が出来る。ダイヤモンド富士が見られる可能性がある日がインターネットで公開されており、うるう年の関係で1〜2日のずれはあるが、だいたいその時期を目安にすることができる。

なお、山頂にかかっているダイヤモンド富士と湖面にダイヤモンド富士が反映されていると「ダブルダイヤ」と呼ばれている。太陽との対比で、「パール富士」という現象もあり、満月が山頂にかかった時に見られ、真珠のような神秘さがあると言われている。パール富士は年に1度と言われている。