ダブルフィッシャーマンズノットの意味 登山用語

ダブルフィッシャーマンズノット

ダブルフィッシャーマンズノット(英語:Double fisherman's knot)とは、フィッシャーマンズノットのやり方で結び目を2重にしたもの。ロープ・スリングを作成する場合や、2つのロープをつなぐときに使われる。簡単だが巻き方を間違えやすい結び方でもある。

結び方は、2本のロープ(A・B)を合わせ、AのロープをBのロープに下から上に2回巻き付け、末端を下から中に通して引き抜く。もう一方も同じ要領となる。それぞれ結び目を作ったら、両端を引っ張って固く結ぶ。この時、末端はロープの直径の10cm以上は取っておくようにする。細いロープでダブルフィッシャーマンズノットで結ぶと、荷重がかかった後にロープが解きにくくなるので、細いロープの場合はあらかじめ、トリプルフィッシャーマンズノットといってもう一重巻いておく方法もある。

また、スクエア・ダブルフィッシャーマンズノット(Square double fisherman's knot)といい、2本のロープを本結びのあとに、末端をダブルフィッシャーマンズノットで結ぶ方法である。荷重がかかった後でもほどきやすいという利点もある。