アプローチの意味 登山用語

アプローチ

アプローチ(英語:Approach)とは、「〜に近づく」という意味である。一般登山の場合には、バス停や駐車場などの交通機関末端から登山口までの行程をいい、クライミングでは登山口から岩場までの行程をいい、沢登りでは沢に下りてから遡行を開始する地点までの行程をいう。または、自宅を出発してから登山口までのアクセスを含む行程すべてをアプローチという場合もある。

「アプローチが長い」は登山口までの行程が長い、「アプローチが悪い」は登山口近くへの交通の便が悪い、といった使い方もされる。一般登山の場合は登山靴を履いて登山口まで歩いて行くが、本格的な登山道に入る前に、足首をがっしり締めてしまうと、足首が固定されて自由が効かない上での歩行はかえって疲労を招くので、疲れを溜めない歩き方になる。例えば登山靴がハイカットタイプの場合は、紐を全部しめないで、くるぶし付近まで締めておくと足が楽になる。登山口に到達したら紐をすべて締め直すのである。歩行には運動靴のようなものを履いて、登山口で履き替える登山者もいる。