アイスアックスの意味 登山用語

アイスアックス

アイスアックス(英語:ice ax)とは、ピッケルのことである。最近は英語のアイスアックスが使われることが多くなってきているが、日本では長らく使われているピッケル(ドイツ語)と全く同じものである。(フランス語のピオレもたまに使われることもあるが滅多に使わないので、アイスアックスとピッケルだけ押さえておけばいい。)

アイスアックスには、「シャフト」「ピック」「アッズ」「スパイク」「リーシュ」と各部分に名称がついており、それぞれ機能性を持っている。「シャフト」は柄、「ピック」は刃先、「アッズ」はシャベル部分、「スパイク」は地面部分の石突き部分、「リーシュ」は流れ止め、である。名称もほぼドイツ語でピッケルと呼ぶ場合と同じであるが、ドイツ語ではスパイクはスピッツェという。

アイスアックスは縦走用ではシャフトがストレートタイプで腕の長さ程度、氷壁用はシャフトがカーブしていて、ピックがより鋭利になっており、氷壁などに食い込むように設計されている。